和平合意に憲法違反の内容含めず、ゼレンスキー氏再表明 南ア訪問で
Source: ロイター | Original Published At: 2025-04-24 19:06:20 UTC
Key Points
- ゼレンスキー大統領が和平合意における憲法遵守を再確認
- 南アフリカとの会談で和平交渉の前提条件に関する議論
- 南アのBRICS加盟国としてのロシアとの関係維持
- 米国によるロシアへの圧力不足への懸念表明
ウクライナのゼレンスキー大統領は24日、ウクライナは同盟国の提案に従い行動しているものの、「われわれの価値観や憲法に反する内容はいかなる合意にも含めることはできない」と改めて強調した。
ゼレンスキー大統領は南アフリカの首都プレトリアでラマポーザ大統領との会談後に行われた記者会見で、米国から提案がなされた後、23日に英ロンドンで開かれた和平協議で浮上した提案に関する文書がトランプ米大統領の手元に届けられたと確信していると語った。
ゼレンスキー大統領は、停戦が実現すればロシアと交渉することに合意した時点で、ウクライナとしてはすでに大きな妥協をしていると強調。また、米国が和平交渉の一環でロシアに強い圧力をかけている兆候は見られないという認識も示した。
ラマポーザ大統領は、ウクライナとロシアの和平交渉について、ウクライナが領土をロシアに譲渡するなどの前提条件なしで始めるべきという見解を示した。
ゼレンスキー大統領との会談で「南アの経験を共有し、アパルトヘイト(人種隔離)の悪夢に終止符を打った交渉はいかなる前提条件もなく行われたと伝えた」と明らかにした。
南アはウクライナの紛争で中立的な立場を取りつつも、主要新興国BRICSに加盟するロシアとは良好な関係を維持している。