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コラム:中印関係「新常態」に、国境紛争改善もビジネス環境は昔に戻らず

コラム:中印関係「新常態」に、国境紛争改善もビジネス環境は昔に戻らず
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Source: ロイター (Reuters Japan) | Original Published At: 2024-10-23 08:26:47 UTC

Key Points

  • 中印が国境パトロール合意と首脳会談を実現
  • インドは中国からの投資規制を強化したまま
  • インドの製造業目標達成には中国技術が不可欠
  • 中国企業のインド進出は戦略分野に限定される見通し
  • 中印関係の「新常態」がビジネス環境に反映

10月23日、 中国とインドの外交関係が急速に改善している。写真は2009年11月、インド北部バルマで行われた両国の軍事関係者の会談開場に掲示された両国の旗(2024年 ロイター/Adnan Abidi)

[ムンバイ 23日 ロイター BREAKINGVIEWS] – 中国とインドの外交関係が急速に改善している。21日には紛争を抱える国境地帯のパトロールに関する取り決めで合意に達し、23日には習近平国家主席とモディ首相がロシアで開催されるBRICSサミットで、両軍が衝突した2020年以来初めて会談する。

ただ、インドは衝突当時、中国からの投資に対する障壁を大幅に引き上げた。首脳同士の写真撮影の機会はさておき、4年前のビジネス関係に戻る可能性はほとんどない。

インドは30年までに5000億ドル相当の電子機器を生産するという目標など、製造分野の野望を実現するためには中国からの技術的専門知識が不可欠であることを理解している。しかし、中国企業が単独で気軽にインドに進出したり、規制を受けるインドの同業他社に多額の出資をしたりする時代は終わったようだ。

タッチストーン・パートナーズのマネジングパートナー、カラム・ドーレットシン氏はBreakingviewsに対し、中国からの投資は今後も精査の対象となり、現地の強力なパートナーが過半の株式を握るケースや、電気自動車用バッテリーなど戦略的に重要な分野でのみ歓迎されるだろうと語った。

中国企業にとってインドでのビジネス条件は「ニューノーマル(新常態)」に落ち着きつつあるが、まだ利益を得ることができる。中国国内市場の成長率鈍化に直面しているほか、欧米が中国のサプライチェーン(供給網)へのエクスポージャーを減らしたがっている中、製造拠点を中国国外に分散させることで利益を得る企業もあるだろう。

インドは過去4年間、中国とのビジネスに対する態度を徐々に変化させてきた。同期間にインドの対内直接投資は減少している。

両国間の外交的な雪解けはこうした新常態の確認と言えそうだ。

●背景となるニュース

*インドのジャイシャンカル外相は「われわれは20年の状況に戻った」と指摘。脱中国プロセスが完了したとも述べた。

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